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2026年アカデミー賞に見るラボグロウンダイヤモンドの存在感
レッドカーペットが示したジュエリーの新しい価値観 2026年3月15日(米国時間)、ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された第98回アカデミー賞のレッドカーペットにおいて、ラボグロウンダイヤモンドを用いたジュエリーが着用され、大きな注目を集めました。ハリウッドのレッドカーペットは、ファッションとジュエリーの世界において象徴的な舞台であり、そこに登場するジュエリーは、その時代のトレンドや価値観を象徴するものとして世界中のメディアに取り上げられます。 今回のアカデミー賞では、天然ダイヤモンドのハイジュエリーが引き続き強い存在感を示す一方で、ラボグロウンダイヤモンドを用いたジュエリーもレッドカーペットの主役の一つとして登場しました。これは、ラボグロウンダイヤモンドが単なる「代替素材」ではなく、ファッションやカルチャーの中で独自の役割を持つ存在として認識され始めていることを示す象徴的な出来事と言えるでしょう。 55カラットのラボグロウンダイヤモンドジュエリー 今回特に注目を集めたのは、俳優オデッサ・アザイオンが着用したジュエリーです。彼女はデンマーク
2 日前


BriteCo 2025年レポートを読む:米国市場で進むラボグロウンダイヤモンドの主流化と、天然ダイヤモンドとの新たな棲み分け
米国のジュエリー保険企業であるBriteCoが最新の 2025年レポート を公開しました。 これは、米国のダイヤモンドジュエリー市場において、ラボグロウンダイヤモンド(LGD)がこの5年間でどのように拡大し、天然ダイヤモンドとの関係をどう変えたかを、同社の保険・査定関連データをもとに整理したものです。結論からいえば、LGDはもはや周辺的な選択肢ではなく、米国ではエンゲージメントリング市場を中心に完全に主流カテゴリの一角を占める存在になっています。レポートでは、価格低下、購買層の若年化、大粒化・高品質化、シェイプの多様化、非ブライダル用途の拡大など、複数の変化が同時進行していることが示されています。 このレポートは米国市場の実態を扱ったものであり、日本市場にそのまま当てはめることはできません。ただし、米国はLGDの商業化が最も進んだ市場の一つであり、今後の日本市場を考えるうえでも示唆が大きい内容です。特に、「LGDが何を代替し、どこで新しい需要を生み、天然がどのように再定義されるのか」という問いに対して、実務的なヒントを多く含んでいます。なお、Br
6 日前


米国ブライダル市場調査、ラボグロウンダイヤモンドが主流に
米国の大手ブライダル情報プラットフォーム、The Knot Worldwide(TKWW)は2026年2月18日、米国の婚礼実態を把握する年次調査 「2026 Real Weddings Study」 を公表しました。本調査は、2025年1月1日〜12月31日に挙式・披露宴等を実施した米国カップルの自己申告データに基づき、市場規模、支出、準備行動、外部ベンダー活用、世代別の価値観、婚約指輪の動向などを整理したものです。調査票はThe KnotおよびWeddingWireの会員を通じて募集され、回答者数は10,474組とされています。 その中で最も注目すべき点は、婚約指輪の中心石としてラボラトリーグロウンダイヤモンド(LGD)が選ばれる割合の急拡大です。調査では婚約指輪の中心石がラボグロウンダイヤモンドである割合が61%に達したと報告されており、LGDの選択が過半数を大きく超える水準に達しています 。 この傾向は前年版データでも確認されており、2024年実施分では約52%のカップルがLGDを選んだとする別の統計も存在します。これらは比較年次で継続的
2月26日


消費者向け説明資料『輝きの新基準 - ラボグロウンダイヤモンドの世界へ』公開のお知らせ
この度、日本ラボラトリーグロウンダイヤモンド協会では、一般消費者向けの説明資料『輝きの新基準 - ラボグロウンダイヤモンドの世界へ』(PDF)を公開いたしました。 本資料は、会員限定の Member Page よりダウンロードいただけます。店頭・商談・社内教育など、さまざまな場面でご自由にご活用ください。 本資料は、ラボグロウンダイヤモンドについて初めて触れる一般消費者の方にも理解しやすいよう、イラストや図解を交えながら、基礎的な考え方・特徴・価値観を丁寧に解説した内容となっております。 主な活用シーンとしては、以下を想定しています。 店頭・商談時のお客様への説明補助資料 営業スタッフ・販売員向けの社内教育資料 ECサイト・SNS運用における理解促進ツール(抜粋利用) なお、本資料は協会としての消費者向け標準的な説明内容を意識して構成しておりますが、 各社の販売方針・ブランド表現に応じて、補足説明を加えながらご活用いただくことも可能です。 また、今後制作を希望される資料や、「こういった説明資料があると現場で使いやすい」といったご要望がございました
1月23日


2026年「量」から「質」のフェーズへ
新年、明けましておめでとうございます。 旧年中は、日本ラボラトリーグロウンダイヤモンド協会の活動に対し、格別のご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございました。 2025年を振り返りますと、ラボラトリーグロウンダイヤモンド(以下、LGD)を取り巻く世界的な環境は、大きな転換点を迎えた一年であったと言えます。 主要消費国における市場拡大、各国で進む用語の標準化についての議論、そして教育・鑑定体制の整備が進む中で、LGDはもはや一過性のトレンドではなく、ダイヤモンド産業における重要な選択肢として確固たる地位を築きつつあります。 一方で、市場の成長スピードに対して、業界、消費者共に正確な知識や共通理解が必ずしも十分に行き渡っているとは言えないのも事実です。2026年は、「正しく理解され、正しく扱われるLGD」を実現するための基盤づくりが、これまで以上に重要な一年になると当協会では考えています。 2026年、当協会は教育と国際連携を活動の中核に据え、いくつかの重要な取り組みを計画しております。 世界的な鑑別・教育機関である IGI との連携を一層深化させ
1月8日


ダイヤモンドの「資産価値」概念の再考
はじめに 天然ダイヤモンドについて依然として「天然ダイヤモンドには資産価値がある」という説明が行われることがあります。この表現は一定の説得力をもって受け入れられる一方、その意味内容や前提条件は必ずしも明確ではありません。 ラボグロウンダイヤモンド(以下、LGD)の普及が進む現在、ジュエリーを購入する消費者も、より合理的・透明性の高い情報を求める傾向が強まっています。そのような中、業界では、天然・ラボを対立構造ではなく、正確な構造理解の上で評価する姿勢が求められています。 本記事では、特定の立場に偏ることなく、「資産価値」概念を商品設計・市場構造・消費者損益という三つの視点から整理し直すことを目的としています。 1. 資産価値商品とは何か:定義の再確認 「資産価値がある商品」とは、一般に以下の条件を満たすものとされています。 価値保存を目的に設計されていること(設計思想) ─ 例:金地金、資産用コイン、特定規格のダイヤモンド裸石など 市場価格と連動する透明な評価基準が存在すること(価格透明性) 換金市場が整備されていること(流動性)...
2025年11月14日


ラボグロウンの呼称をめぐる動き
ここ最近、ジュエリー業界において「ラボラトリーグロウンダイヤモンド(以下、ラボグロウンダイヤモンド)」をめぐる呼称の扱いが再び注目を集めています。国際的な業界団体であるCIBJO(世界ジュエリー連盟)は、今年10月末にパリで開催される総会において、「ラボラトリーグロウンダイ...
2025年10月1日


IGIラボグロウンダイヤモンド・プロフェッショナルトレーニングコース実施報告
去る8月7日・8日の2日間、都内会場にて、一般社団法人日本ラボラトリーグロウンダイヤモンド協会とIGI(International Gemological Institute)の共同主催による「IGIラボグロウンダイヤモンド・プロフェッショナルトレーニング」が開催されました...
2025年8月17日


IGIは4C基準継続を表明、消費者信頼の観点から見る基準の意義
最近、IGIはラボグロウンダイヤモンド(LGD)に対する鑑定方針のポリシーを改めてアナウンスしました。同鑑定機関は「天然・ラボグロウンを問わず、すべてのダイヤモンドにユニバーサルな4Cグレーディングを適用する(天然ダイヤモンドとLGDに同様の基準を用いた4Cグレードを使用す...
2025年7月16日


最近のLGD業界動向と見解の共有
昨今、ラボラトリーグロウンダイヤモンド(以下、LGD)業界において、いくつかの重要な動向が相次いで発表され、当協会にも多数のご照会を頂いております。つきましては、以下に現時点での業界の状況と各発表に関する当協会の見解を取りまとめ、ご報告申し上げます。 ■...
2025年6月27日


日本初開催!IGIラボグロウンダイヤモンド・プロフェッショナルトレーニング
ー 世界基準の知識を2日間で習得 ー このたび、一般社団法人 日本ラボラトリーグロウンダイヤモンド協会は、IGI(International Gemological Institute)とのパートナーシップのもと、日本初となる「IGIラボグロウンダイヤモンド・プロフェッショ...
2025年6月9日


GIAのラボグロウンダイヤモンド基準変更と影響
今週、GIAは 「ラボグロウンダイヤモンドの4C評価基準を変更する」 と発表しました。GIAは、過去5年間ラボグロウンダイヤモンドに使用していた4C評価を放棄し、「プレミアム」及び「スタンダード」のいずれかとして評価すると発表し、またこの基準に満たないダイヤモンドにはグレー...
2025年6月5日


デビアス「LIGHTBOX」撤退が意味するものとは
デビアス デビアスは2025年5月8日、同社のラボグロウンダイヤモンドブランドである「LIGHTBOX」を閉鎖する計画を発表しました。 デビアス 同社は約1年前に、同社の ラボグロウンダイヤモンド部門であるエレメントシックスでの宝飾用ラボグロウンダイヤモンドの生産を停止する...
2025年5月9日


Plumb Clubのデータから見るダイヤモンド消費の民主化
ラボグロウンダイヤモンドの普及は、ダイヤモンド市場にも大きな変化をもたらしています。 米国の業界団体であるPlumb Clubの最新調査では、アメリカの消費者の74%がラボグロウンダイヤモンドの婚約指輪に肯定的で、また83%がラボグロウンダイヤモンドのジュエリー全般に肯定的...
2025年5月6日


ラボグロウンに関連する最新の動向 - デビアス&RJC
今週、ダイヤモンド業界に大きな意味を持つ二つのニュースが報じられました。 ひとつは、デビアスが『DiamondProof』という検査機器をアメリカの小売店で展開し始めたというものです。これは、小売業者が天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドを迅速に区別するのに役立つ最新...
2025年2月26日


2025年 ラボグロウンダイヤモンドジュエリー業界展望
新年あけましておめでとうございます。 本年も皆様のラボグロウンダイヤモンドビジネスの発展を心より祈念しております。 サステナビリティ、エシカルな消費、そして個性化が叫ばれる中、ラボグロウンダイヤモンドは、ジュエリー業界の新たな主役として、その輝きを増しています。2025年は...
2025年1月6日


FTCのガイドラインとは何か?
2018年、FTC(米国連邦取引委員会)はジュエリーガイドラインを修正し、天然ダイヤモンド業界とラボグロウンダイヤモンド業界に論争を引き起こしました。最近ではインドの GJEPC(宝石・ジュエリー輸出促進協議会)がこのガイドラインを準拠すると発表し、このFTCのガイドライン...
2024年12月3日


Xiaomiは新型スマートフォンにラボグロウンダイヤモンドを採用
中国の総合家電メーカー、Xiaomi(シャオミ)は10月29日のローンチイベントにおいて、同社の最新フラグシップスマートフォン『Xiaomi 15シリーズ』が正式発表しました。Xiaomi 15には「Xiaomi 15 Diamond Limited...
2024年11月12日


ラボグロウンダイヤモンドがメディアで注目
先月、今月と新聞やテレビニュースでラボグロウンダイヤモンド関連の話題が取り上げられました。多くは天然ダイヤモンド、ラボグロウンダイヤモンドの価格の低下に関連するものです。 10月16日には日本経済新聞(電子版)で 「合成ダイヤ、8年で8割安『一生にひとつ』今は昔」...
2024年11月12日


ラボグロウンダイヤモンド、価格低下が『悪いこと』ではない理由
1952年に世界初のラボグロウンダイヤモンド製造が成功して以来、その技術は向上を続けてきています。特にここ数年では、技術向上に加え市場の拡大とそれに伴う生産拡大が相まって価格は大幅に低下しており、この5年間では1カラットあたりの価格は90%低下したと言われています。...
2024年9月10日
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