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What's LGD?

ラボラトリーグロウンダイヤモンドとは?

ラボラトリーグロウンダイヤモンド(Laboratory Grown Diamond)は、ラボグロウンダイヤモンド(Lab Grown Diamond)とも呼ばれ、その名前の通り『研究室で成長したダイヤモンド』を指します。天然ダイヤモンドは地中奥深くのマントルの中で炭素が結晶化することにより誕生しますが、その地中のプロセスを地上で再現することにより、​施設で成長させた「(物質的に)本物の」ダイヤモンドです。

1. Real Diamond

本物のダイヤモンド
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ラボラトリーグロウンダイヤモンドは天然ダイヤモンドと全く同じ化学的、物質的特性を備えた本物のダイヤモンドです。同じ炭素からできており、同じ硬度、輝き、美しさを持ち、専門の鑑定士でも肉眼で判別することは不可能です。類似石と呼ばれるキュービックジルコニアやモアサナイトとは異なる、本物のダイヤモンドです。

2. Pure & Rare

純粋で希少なダイヤモンド
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ダイヤモンドは不純物の含有の有無によってType1とType2に大きく分けられます。自然環境で成長する天然ダイヤモンドのほとんどは自然界に存在する窒素を取り込んで成長するのに対し、ラボラトリーグロウンダイヤモンドは窒素を取り込まず純粋な炭素のダイヤモンドとして成長します。不純物を含まないダイヤモンドは自然界では稀で、その希少性と美しさから高値で取引されますが、無色のラボラトリーグロウンダイヤモンドは全てこの特性を持ったType2になります。

3. Ethical

倫理的ダイヤモンド
地雷

ラボラトリーダイヤモンドは地上の施設で成長するため、大規模な地下採掘を必要としません。そのため、大規模な地下採掘に伴う森林伐採や、小規模採掘による人工池の発生などが起こらず、地球環境に与える影響が小さくなります。また、産出地域が限定される天然ダイヤモンドと異なり、紛争地域でのダイヤモンド取引など非倫理的な商品を排除することが可能です。

4. New Choice

新しい選択肢
ダイヤモンド・ティアドロップ・イヤリング

ラボラトリーダイヤモンドは天然ダイヤモンドに比べ安価なため、ジュエリーの楽しみ方の新しい提案を可能にします。消費者にサイズ、シェイプ、品質などの新しい価値を提案することにより、ジュエリーの可能性の拡大と消費者の楽しみ方を拡大できます。例えば天然ダイヤモンドでは気軽に楽しめない1ct以上の大きさのダイヤモンド、変わった形状のダイヤモンド、多くのダイヤモンドを使用したジュエリーなど、新しい選択肢が広がります。

How to make LGD?

ラボラトリーグロウンダイヤモンドの作り方

現在、ラボラトリーグロウンダイヤモンドの製造方法には大きく分けて2つの方法が存在します。

HPHT

Hi Pressure Hi Temperatur(高音高圧法)と呼ばれる方法で、地球内部のマントルでダイヤモンドが成長する環境を再現したものです。  ベルトプレス式、バープレス式など様々な高圧発生方法がありますが、現在では6方向から圧力をかけるキュービックプレス式が多く使用されています。核となる試料室にマントルの代わりとなる金属溶媒と炭素をセットし、高温で高圧をかけることによりダイヤモンドが成長します。

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CVD

Chemical Vapor Deposition(化学気相蒸着法)と呼ばれる方法で、炭素を含んだガスにプラズマエネルギーを与えることでダイヤモンドの薄い基盤(シード)の上に徐々にダイヤモンドの結晶を成長させていきます。ダイヤモンドは基盤の大きさに沿って厚みを増していく形で成長し、ガスの配合、基盤の品質などによって出来上がるダイヤモンドの品質に影響を与えます。

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