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タグ・ホイヤーが新しいラボグロウンダイヤモンドの時計を発表



LVMHグループに属するスイスの高級時計メーカー、タグ・ホイヤー(TAG Heuer)は革新的な時計を世に送り出すことで知られています。また同社は、ラボグロウンダイヤモンドを採用した最初の高級時計メーカーとしても知られています。


タグ・ホイヤーは2022年に最初のラボグロウンダイヤモンドを使用した時計「カレラ プラズマ」を発表し、その後2023年にはピンクのラボグロウンダイヤモンドを使用したモデル、そして15.5ctsのラボグロウンダイヤモンドを組み込んだ「カレラ・プラズマ・ディアマン・ダヴァンギャルド・クロノグラフ・トゥールビヨン 44mm」を発表しました。


今回同社は、イエローのラボグロウンダイヤモンドを使用した、36mmホワイトゴールドの“タグ・ホイヤーカレラ デイト プラズマ ディアマン ダヴァンギャルド”を発表しました。この時計には、1.4ctのイエロー・ディアマン・ダヴァンギャルド・ダイヤモンドを含む4.8ctのラボグロウンダイヤモンドがセットされています。


リューズには1.3ctのイエロー・ラボグロウンダイヤモンドが使用されており、12時位置のカレラロゴのすぐ下には、タグ・ホイヤーの象徴であるシールドを型取ったイエロー・ラボグロウンダイヤモンドがセットさています。



ケースはホワイトゴールド製の36mmで、無数のダイヤモンド結晶を単独の大きなダイヤモンドに成長させることで実現しています。個々のダイヤモンドを成長させる代わりに、小さな種子結晶がまとめられ、単一のきらめく文字盤として成長します。これがダイヤル形状にカットされ、さらにマーカーとシールドが象眼細工されています。またサファイアのケースバックから見えるタグ・ホイヤーのキャリバー7自動巻きムーブメントを搭載しており、白いクロコダイルのストラップ仕様となっています。



同社はWebサイトで「よく誤解されがちですが、ラボグロウンダイヤモンド(研究所で育てられたダイヤモンド)は、天然ダイヤモンドと同一の化学組成を持ち、結晶構造や外観もまったく変わりません。」と述べた後「ラボグロウンダイヤモンドが市場に革新をもたらす主な理由は、その汎用性にあります。ジュエリーや宝石のデザインの可能性が広がるほか、それ以外の幅広い用途にも対応します。」と説明しています。


ダイヤモンドを使用したリューズ、文字盤、シールドを模ったダイヤモンドなど、天然ダイヤモンドでは実現が極めて難しいアイデアを取り入れることで、タグ・ホイヤーは先進性と、ラボグロウンダイヤモンドの新しい価値を創造し続けています。

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